コンテンツとタイトルにはキーワードか複合キーワードを使う, To use keywords or composite keywords in your contents and title, 投稿内容和标题中应用关键字或复合关键字

  ブログやサイトを新規作成すれば、取り敢えず何かを投稿しますが、順番的に、ここで先ず知って置きたいのは「キーワード」についてです。

  今更説明は不要と思いますが、自分が情報を欲しい時に検索するのと同じく、世界中の人が情報を求めて検索しています。検索キーワードが検索されるキーワードでもあります。

  かつてはキーワードのコンテンツに於ける基準とは?を模索して、業界関係者はキーワード出現率(全コンテンツに於けるキーワードの密度)を5%だの、7%だのと追及していました。後に、「title」、「h1」、「description」のタグにキーワードが入っている事は重要ですが、コンテンツ内部のキーワード出現率が検索エンジンに及ぼす影響は殆どないと言う事になりました。

  そうなった理由にはGoogleの重要人物であるジョン・ミューラー氏が、2008年に「キーワード出現率は検索エンジンに影響を与えない」とウェブマスターブログに書いたからで、それはもう有名な話です。

  しかし、筆者はなかなか納得ができませんでした。検索エンジンは一体何を基準に検索するのでしょうか、勿論キーワード出現率0%なら永久に検索される事はないでしょうし、文章を書く以上、キーワードになり得る単語は複数出現するので、同じ回数出現したキーワードになり得る複数単語を、クローラはどうキーワード認定しているのでしょうか。

本当にキーワード出現率は検索に影響しないのか

  実際はどうでしょうか。筆者が個人的に思う事ですが、Google側はキーワードに拘るあまりコンテンツが不自然になって、実際の情報価値を損なう事を懸念して、戦略的にキーワード出現率を追求しないように仕向けたのではないかと思います。

  何故なら、クローラはロボットです、ほぼ量子コンピュータのような人間の脳で豊富な経験値に基づく物事の判断はできません、少なくとも今の時代はまだできません。クローラの全ての行動には条件となる基準値或いは範囲が与えられている筈です。例え進化が早くて精度が上がり続けているとしても、その基準値或いは範囲が修正されるだけで、判断基準がある限り、影響がないとは言えないものです。

  例に当ブログの話をしましょう。

  筆者は文章の読み書きが結構好きで、作文ならかつて学生時代に幾つかの実績があります。この作文の技をコンテンツ作成にも使ったが、見事に失敗しています。最初にクローラが巡回して来た時は、たった1ページしかインデックスされませんでした。そのページはくどくどとある単語が自然に入っていました。筆者にとっては結構ゆとりのない書き方で、ある未知な部分を調べて書いたページです。結果ではありますが、そのキーワードの出現率を測ってみると5%を僅かに超えていました。

  では、インデックスされなかったページとは?
●おやじギャグを飛ばした結果キーワードが別単語になったもの
●ボキャブラリーを発揮して異なる表現がいくつも存在したもの
●比喩を多く使った分キーワードが曖昧になったもの
●最後に締めようとして前半の内容が散らかっていたもの
●敢えて測るとキーワード出現率が4%にも満たなかったもの

  今後、クローラ様に取り入る為、如何にまじめな文章で取り組むべきかを考えさせられました。

  もう一つ留意して欲しいのは「こそあど言葉」を使わない事です。筆者も最初から多く使う習慣がなく、家族の中に使う人がいるので、時々癖を移される時があります。こそあど言葉は代用表現であって、キーワードには成り得ません。故にSEOにはとっても不利です。また、こそあど言葉は分かってくれる人に頼っているので、ユーザーにとって良質なコンテンツ要素でもありません。

キーワード出現率は確かに検索1位を保証するものではない

  自然に楽しく文章を書きたいのですが、非常に残念な事に、クローラは外国生まれのガリ勉で、日本語歴も長くない故、ドストレートな言葉しか理解してくれません。クローラなぞ無視できればいいのですが、インデックスされなければ情報を検索して貰えないと言う、筆者にとってはなんとも理不尽な現実があるのです。仕方なくコツコツとコンテンツを1ページずつ、何日もかけて、修正しています。念入りに修正したページはインデックスされるようになります。

  検索して貰う事を目的にコンテンツを作成するなら、自分の提供する情報を「楽しく」よりも、「正しく」検索されるであろうキーワードで作成する必要があると言う事を、学びました。

  ネットではこのキーワード出現率に関して、上位サイトを実際に測定してみた人が複数いました。結果的に、検索1位は確かに2位よりキーワード出現率が低い事もあると実証されています。しかし、検索結果の1ページに挙げられたサイトは、総じて平均的キーワード出現率が高かったのです。

ほぼ、ほぼほぼ、キーワード=SEO

  上述した事を踏まえて、キーワード出現率は検索1位を保証するものではないが、今でもSEO対策の重要な要素であるのは間違いありません。つまり、コンテンツの作成でキーワード出現率を意識する事は、SEO対策上必要不可欠なのです。

  SEOは検索上位に表示される事を目的としていますが、検索上位は1位に限らず、検査結果の1ページに表示される事です。Googleさんが嫌うのは絶対的に検索1位を狙って、無理してキーワード出現率を上げようとする行為だと、理解できます。

  では、コンテンツ作成時何処にどれほどキーワードを意識すればいいのか、勿論前提には自然な文章である条件があります。

  クローラはユーザー目線を想定して、必要な情報を如何に早く見つけられるかと言う事に、評価の重みを置いています。つまり一番最初にユーザー目線で捉えられる記事前半にキーワードが多いと評価が高くなります。作文で言う「起承転結」の「起」と「承」の部分ですね。日本的に理由や原因から結果を導くのでℌなく、英語的に結果をずばっと出してから、理由を説明していきます。

  そしてキーワード出現率ですが、記事の前半で触れた5%、7%は一昔の話で、現在のクローラは精度が上がり、上位ページのキーワード出現率は4%前後でした。一方、YahooとGoogleは全てのページに同じキーワードが5%以上出現したサイトはスパムと認定し、インデックスから削除すると言うペナルティを与えた事があります。

  その他情報も含めて、ページ毎に別々のキーワードが存在し、各ページの1番目のキーワードが4~5%前後、次のがその半分であれば、スパムと認定される事はないと思います。例え1ページの中でも、昔で言う7%のキーワードが密集しているような事はスパム認定のリスクが高くなると言う事を覚えて置きましょう。

  では具体的にコンテンツの作成で、どんなキーワードを使えばいいのか、作成したコンテンツのキーワード出現率を知るにはどうすればいいのか、次の記事「無料キーワードツールをフル活用しましょう」をぜひ参考にして、クローラに好かれるコンテンツを作りましょう。